ユーザーでデータ編集できる、タブレット端末を用いた車内放送システムを提供しています。アプリケーションは手動・自動放送ともに対応。車掌の放送したいタイミングを優先した手動放送はもちろん、GNSS信号を利用しての自動放送も可能となっています。
また、放送内容が編集でき、定型放送以外の案内放送やマナー放送、啓蒙放送なども放送したいタイミングで行えます。外国人のお客様による誤乗車の防止などを目的とした、インバウンド放送の実現も短期間・低コストで実現できます。
従来仕様の場合、全車両の設置工事は7年~10年かかるところ、タブレット端末を用いたシステムのため、工事期間は3ヶ月程度。費用も大幅に抑えられます。
放送言語は乗客の具合や駅間の距離などを考慮して、車掌の判断で選択できるよう、日本語・日英・日英中韓の言語ボタンを設置しています。また、再生時間も分かりやすく表示されます。
放送内容が編集できるアプリケーションも合わせて提供します。従来仕様のようにメーカーでのデータ変更が不要のため、時間もコストもかかりません。簡単に操作できる登録装置を一緒に納めることにより、ユーザーでデータが変更できるようになっています。
車両装置とのインターフェース機器を設置することによって、放送アンプの起動信号を出力したり、ワンマン機器(運賃表示器)などの制御ができます。また、車両からの情報に応じて、扉の開閉や非常ブレーキの放送なども行えます。
GNSS信号で自位置を測位しての自動放送や、車両のモニタ装置と通信し速度センサ情報を共有しての自動放送も可能です。
・近畿日本鉄道株式会社
・四日市あすなろう鉄道株式会社
・養老鉄道株式会社
・京阪電気鉄道株式会社
・南海電気鉄道株式会社(南海システムソリューションズ経由)
・西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本ITソリューションズ経由)
・京成電鉄株式会社(鈴木合金経由)
・近江鉄道株式会社
・名古屋臨海高速鉄道株式会社
・えちぜん鉄道株式会社
・大阪市高速電気軌道株式会社
・京浜急行電鉄株式会社
・北総鉄道株式会社
※敬称略
放送アプリケーション
・対応OS:Android / Windows / iPadOS
放送編集アプリケーション
・対応OS:Windows
近畿日本鉄道様
車両保守設備・商品
電車に乗ると流れる「次は〇〇駅〜」という車内放送。昨今では外国人の訪日観光客が増え、多言語で放送することが必須となっています…