車庫内特定箇所(センサ部)のレールに貼り付けたひずみゲージに本体装置(計測部)を接続し、車両の輪重比を測定する装置です。本体装置は約10㎏と軽量なため、一人で持ち運びも可能です。
低速走行する車両の輪重(ton)をリアルタイムで収録し、各輪重・輪重比・車両総重量を測定。PCに自動保存された収録データを処理することにより、輪重測定値が算出できます。また、過去の収録データや輪重測定値を再表示できます。
車両の測定方向を自動で検知する機能付き。本体装置(計測部)はPCのUSB電源で駆動できるため、PC用バッテリーによるバッテリー駆動運転も可能で、コストパフォーマンスに優れています。
現状の設備に足して使用できるため、比較的小規模な工事で導入できます。
最大10両まで測定できるため、車両だけでなく、編成ごとの輸重比なども管理できます。また、本体装置のPCには編成情報を登録することができ、測定車両の車番管理が可能です。
本体装置の測定データは、ワンクリックでUSBメモリに移動できます。アプリケーションにて、データのCSV出力や印刷、バックアップも行えます。
・近畿日本鉄道株式会社
※敬称略
測定範囲 | 輪重0.1~10ton(測定範囲の設定可能) | |
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測定精度 | 輪重値±2.5% | |
測定速度 | 5km/h以下 | |
測定軸数 | 1軸~最大40軸(最大10両) | |
電源 | AC100V 50/60Hz | |
使用温度範囲 | 0~50℃ | |
データ処理部寸法 | W470×H160×D370 | |
データ処理部重量 | 10㎏ |