操作方法、列車動作制御、分岐器制御、信号機制御などの仕様設計を教習内容に応じて検討し、オリジナルの教習機材を製作します。
鉄道、特に運輸部門の教習所は少なく、鉄道模型の教材自体も必須の設備ではありません。そのため、オーダーメイドにはなりますが、極力汎用品を使用することでコスト削減を行っています。
鉄道会社によって異なる、独自の信号機に対応した模型も製作可能です。動作タイミングの細やかな調整などが行えることから、座学でも信号機の動きが理解できるよう、実際に模型を動かしながら解説できます。
本物の照明軌道盤や信号機などがイメージしやすいよう、実際の設備を出来る限り忠実に再現しています。車両が発車・徐行・停車するタイミングも、教習所ご担当者様との入念な打ち合わせを行った上で決定しています。
教えたい内容はもちろん、教習所のスペースに合わせたサイズの設計、鉄道によって異なる独自の設備に則した線路配置や信号機設備などのヒアリングを十分に行い、ニーズに合わせた設計を行います。
模型の制御機器、車両・線路などの製作は汎用品を多く使用しているため、低コストで導入できます。また、汎用品を使用することで修理対応が容易になることから、メンテナンスコストを減少させることも可能です。
PLC制御を使用しているため、照明軌道盤をコンパクトに製作する事が可能です。製作後に行う模型動作の設定変更も可能です。
入換信号機や鉄道独自の信号機標識といった、汎用品では販売されていない特殊な信号機も一つから製作可能です。
・近畿日本鉄道株式会社
※敬称略
機器構成 | 照明軌道盤(PLC)、鉄道模型部 | |
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模型スケール | HOゲージ、Nゲージ | |
信号機種類 | 可能な限り全てに対応 |